【SV S12悪統一】毒菱展開ハリチオン【最終レート2006/299位】

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【はじめに】

お久しぶりです。クロックです。

S12もお疲れ様でした。

 

ポケモンSV一周年、12月には待望のDLC後編というタイミングで、S3振り2度目のレート2000とSV初の最終3桁を達成したので、記念として今回も構築記事を書きました。

よろしければ暇つぶし程度にご覧下さい。

 

【目次】

 

【構築経緯】

悪統一での毒+チオンジェンの並びを強く使えるように以前から考えていたものの、ゴツメやヘドロのHBハリーマンやマスカーニャゲッコウガでは毒菱を撒くだけで終わってしまう状況が多く、勝率がうまく伸ばせずに悩んでいました。

そんな中、S11の構築記事でHDイバンハリーマンを発見したので試してみたところ大変使用感がよく、S12をハリーマンチオンジェンの並びでスタートすることを決定しました。

悪タイプが6体いても基本的にサフゴが選出されるので、合わせられた時に切り返しやすい眼鏡イーユイを採用。

続いて毒と宿り木で削った後や、毒菱展開ができない時に初手から出せるアタッカーが欲しかったためトドロクツキを選択。

相手の電磁波展開を許さず、カイリューサフゴ水ラオスに強い枠として電気テラスパオジアンを投入。

最後にフェアリーテラス以外何でもござれの襷悪ウーラオスを雑に差し込んで、最終日22時にパーティが完成となりました。

 

【使用パーティ】

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チームID R5SX5H

 

【パーティ紹介】

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トドロクツキ@ブーストエナジー

テラスタイプ:はがね

特性:こだいかっせい

性格:ようき

技構成:はたきおとす/アイアンヘッド/アクロバット/りゅうのまい

実数値:181(4)-191(252)-91-×-121-188(252+)

A:B4振りラオスがアクロで乱1(約80%)毒込みで確定

S:最速

 

ひとをしらない トドロクツキ。

叩きを得てから幅広い型が活躍しているので鉢巻やゴツメでも使ってみましたが、やはり打ち分けができて火力や素早さの補助が可能なブエナが自分には使い易かったです。

暁ガチグマやカイリュー、フェアリー全般に打ち勝てるように鋼テラス。初めはSブーストで採用していましたが、Sブーストした時点で鋼テラスと決め打たれて負ける試合が多くなってしまったため、終盤にAブーストへ変更。

広い技範囲で雑に初手から出してガチグマやラオスを削ったり、最後に出して疲弊したところを全抜きしてもらったりと大活躍でした。

格闘の一貫を考えるとテラスを切りづらく思えてしまい、最終日はパオジアンやウーラオスにお株を奪われてしまったり、テラスを残していても格闘との対面で結局テラスを使わない事が多かった為、耐久に振った飛行テラスで羽休めを入れた方が良かったかもしれません。

とはいえなんやかんやでアイヘ怯みは最強でした。

 

 

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イーユイ@こだわりメガネ

テラスタイプ:フェアリー

特性:わざわいのたま

性格:ひかえめ

技構成:オーバーヒート/かえんほうしゃ/あくのはどう/テラバースト

実数値:151(164)-×-107(52)-176(36+)-141()-152(252)

HB:テラス後A特化水ラオスの水流連打耐え

C:H振りカイリューを悪波でマルスケ込確2

S:準速

 

たよれるあいぼう イーユイ。

最終日前まで臆病CS炎テラスで使っていましたが、ウーラオスやトドロクツキ等相手に悪炎で拘ると打つ手が無く、サイキネも以前より通りにくいと感じたため妖テラバを採用。イバンハリーマンと同様の構築記事から育成しました。

妖テラスは闘竜悪への打点になり、一貫する格闘技も受けれるのが優秀でした。

サフゴ相手に裏へ一貫する技を選択できた時の破壊力は凄まじく、その1手で勝負を持っていける力のあるポケモンでした。

あと見た目が好き。

 

 

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ハリーマン@イバンのみ

テラスタイプ:みず

特性:いかく

性格:わんぱく

技構成:どくばりせんぼん/どくびし/こらえる/みちづれ

実数値:190(236)-135-118(20)-×-128(252+)-105

A:HB特化ハバカミを毒針千本+毒補正毒針千本+毒ダメ2回で高乱数(約90%)

HB:A特化鉢巻水ラオスの水流連打を約99%で耐え

HD:C特化暁ガチグマの大地の力を約87%で耐え

 

ちっちゃい ハリーマン。

威嚇が偉く、HDにすることで物理特殊ほとんど何でも1発は耐えて毒を撒く。

悪統一で対処に困るハバカミも初手対面では毒針千本の餌食になり、裏にいれば毒が入るため裏での処理が楽でした。

眼鏡ハバカミには上から2発で倒されるので持ち物がブエナなら毒針から、ブエナじゃなければ毒菱からにしてました。ブエナ以外からは数回しか挑発をされなかったので、今期のハバカミに対してはこれで良かったかなと思っています。

妖闘等倍のおかげで悪タイプ内ではクッション性も高く、初手の毒菱展開が難しい時に後続へ置くことで不利対面でも切り返せる事が多く非常に好みな性能でした。

初手対面最多だった水ラオス相手には威嚇が入るので、堪えた後チオンジェンに引く事で強引に受け、イバンと威嚇を残したまま有利に展開を進める事ができました。

毒針千本3発以上打ち込んで毒引けなかった時はハリーマンのような表情でボタン押してた。

 

 

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パオジアン@オボン

テラスタイプ:でんき

特性:わざわいのつるぎ

性格:いじっぱり

技構成:つららおとし/ふいうち/テラバースト/つるぎのまい

実数値:175(156)-176(156+)-100-×-85-180(196)

A:11n

S:最速オーガポン抜き抜き

 

トレジャーハンター パオジアン。

電磁波持ちに繰り出し電気テラスでアドを取りたかったが、トレーナーが弱すぎて無限回剣舞をアンコールされた。それでも持ち前の火力、テラス強要力で相手のパーティーを荒らして毒菱とチオンジェンの補完として申し分ない働きをしてくれました。

調整はオーガポン抜きからSを1だけ伸ばしただけ。耐久に振っているおかげでテラス込みである程度の攻撃は耐えてくれるので、毒ダメを稼ぎつつふいうち圏内に押し込めるのが強い。

相手が毒状態の時ふいうち択が発生すると、たとえふいうちを透かされても毒ダメが入るため、ふいうち択が続く事がディスアドになりにくく毒菱との相性も◎でした。

 

 

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チオンジェン@たべのこし

テラスタイプ:フェアリー

特性:わざわいのおふだ

性格:ずぶとい

技構成:イカサマ/やどりぎのタネ/まもる/みがわり

実数値:192(252)-×-167(252+)-×-156(4)-90

HB:ぶっぱ

 

グルメな チオンジェン。

毒に苦しむ相手を鑑賞しながら残飯と相手HPを貪り続けるヤバいやつ。

前期までは守るか身代わりを切って育てる事が殆どでしたが、今回は毒との相性を鑑みてイカサマ1ウェポン。ガチグマや水ラオスを考えるとギガドレも選択肢に入りますが、草技警戒で草半減テラスをされる事も多く物理受けとしての役割も遂行しやすくなるのでイカサマで正解でした。

毒が入る相手は宿木が入れば殆ど詰ませることができ、宿木まもみがを駆使すれば赫月ガチグマも毒無しで対応できたりと使っていて楽しいポケモンでした。

HPが赤くなっても気づけば緑ゲージまで戻ってるお化け耐久なポケモンではありますが、回復が追いつかなくなるラインを意識していないと一瞬で負けることが多かったです。

S振りや珠持ちの赫月ガチグマ、突然の弱点テラスや剣舞で想定外に削られリカバリーできなくなってしまうこともあるので、守る身代わりのタイミングに毎回悩ませられてました。

 

 

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悪ウーラオス@きあいのタスキ

テラスタイプ:あく

特性:ふかしのこぶし

性格:いじっぱり

技構成:あんこくきょうだ/ドレインパンチ/ふいうち/つるぎのまい

実数値:175-200(252+)-121(4)-×-80-149(252)

 

ガラルチャンピオン ウーラオス

最終日に適当に採用したらハリチオンに次いで選出してた一撃ガチグマ。

テラスなしでも剣舞での崩しや、襷での強引な対面突破力は採用を見送っていたことを後悔するほど強力でした。

強打+テラス強打で相手の受け出しを成立させず、隙あらば剣舞を積み、毒ダメも入っていれば全てを粉砕することが可能です。

妖タイプに打点がなく、前期はそれで苦しい思いをしたために一度パーティから離脱してもらってましたが、妖タイプや妖テラスを誘い出してハリーマンの毒やツキのアイへで抗うことができたため、以前ほどの使いづらさはなかったように思います。

 

 

【基本選出】

①ハリーマン+チオンジェン+@1

この構築の肝。ハリーマンが刺さらない毒タイプが出てきそうなとき以外は基本的にこの選出になります。

悪格闘でゴリ押せそうならウーラオス、サフゴや炎タイプが重ければイーユイ、まんべんなく通りが良ければトドロクツキやパオジアンを選出していました。

極力ラス一対面で相手全体に負けにくい1体を選出した結果、最終的には殆ど襷ウーラオスを選んでました。

 

②トドロクツキorイーユイorパオジアンorウーラオスから@2+ハリーマン

受け1攻め2の選出。チオンジェンが通せなさそうなときに。

毒が通るならハリーマン先発で、ハリーマンを初手から出しにくいときはトドロクツキ、ウーラオスがいた場合はイーユイかパオジアン、ディンルーがいたらパオジアンかウーラオスのような形で初手をざっくり決めていました。

 

 

【重い相手】

・オオニューラ

毒タイプの中でも格闘複合で火力も素早さもある厄介な奴。トドロクツキのアクロ、ハリーマンのみちづれ、イーユイやパオジアンでテラスして耐えて反撃などして抗えることもありましたが、毒回収のために裏にいることが多く安定はしませんでした。

 

・でんじは持ち

地面・ラム枠を用意しなかった弊害。痺れ効果、Sダウンに加え精神負荷も非常に高い厄介な技。チオンジェンが上から身代わりを張れなくなったり、S関係の逆転が試合を大きく分けることも。とはいえ、多少痺れたくらいではチオンジェンを崩されないので、チオンジェンを使えなさそうなときに選出できるパオジアンを入れてからはストレス軽減・勝率アップでイイカンジでした。

 

・とおせんぼうカビゴン

ハリチオンを使い始めた直後くらいに遭遇した起点作成役を詰ませるポケモン。とおせんぼう/のろい/どわすれ/ねむるで隠密マントか免疫。哀れハリーマンは餌食となり、きっちり敗北とトラウマを刻みつけられました。

 

 

【おわりに】

2000到達後、自身の最高レートを超えるためにそこから1時間ほど潜りましたが2000ラインを反復横跳びで停滞。

最後は2桁の方に勝ち、2000に再び乗せたタイミングでS12を終えました。ここから勝ち越すにはまだまだ練度が足りなかったように思います。

とはいえ最終日1800からスタートしたにもかかわらず、レートも順位も自己ベストを更新することができて大変満足なシーズンでした。

12月にはDLCによる技追加があり、レギュFからはガオガエンカラマネロが使用可能となります。

思わぬ解禁や強化を楽しみに今後もポケモンを楽しんでいきます!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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